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≪中古 マンション≫広告の見方とは?

中古マンションの広告の見方は、まず「表示規約」と「宅建業法」と云う決まりに基づいて造られている。

これらの決まりに違反して表示され、広告されている物件はそれだけで信用に値しないと考慮して良いだろう。

広告の見方を身につける事は、良い中古マンションを見つける最短距離の道である。


★徒歩所要時間
徒歩の所要時間は80メートルを1分間で歩く設定で計算されている。

そして、この計算に信号待ち、歩道橋、地下道等を通過する時間は含有されていないため、駅もしくはバス停等から、止まらずに歩いたケースの場合の時間である。

従って、現実にはプラス1~2分は加算して考慮するのが一般的である。


★最寄り駅
最寄り駅とは当たり前であるが、物件から1番近い駅と云う事に成る。
しかし、「2駅3駅活用可」等となったケースの場合、急行停車駅等が最寄り駅と表示されるケースの場合が有るので、「複数駅活用可」のケースの場合は各駅と物件の距離と所要時間を吟味する必要が有る。


★売出価格
中古マンションや中古一戸建ての広告にでている価格の事を「売出価格」と云う。

売主の状況により早く売りたければ、安めの価格になり、余裕があれば高めの価格に成る。

新築マンションや分譲地、建売住宅等の広告にでている価格は販売価格と呼称される。

ここで勘のいい方は気付かれたかも知れないが、中古マンションはおのおの売殊更にも事情があるため、価格の変動が有る。

と云う事は、裏を返せば、価格にかんして交渉の余地が充分にあると云う事である。

新築ではそうはいこないが、中古マンションならではの魅力でも有る。


★誇大広告

「誇大広告」は文字通り大げさな表現による広告である。

表示規定により、「格安、最高級、完璧、当社だけ」等の特定用語の使用を禁止している。

また、宅建業法でも裏づけのない事や、現実の物件よりも良く見せかける表現も禁止されている。

現状では、買い付ける側の観る目もずいぶんと肥えてきている事から、広告を出す業者も使用する言葉には以前と比較して冷静になりつつ有るが、それでもまだ「誇大」と取れるギリギリの表現をする広告も有る。

広告をいくつも観ていると、このような誇大な表現に不思議と惹かれてしまうのが人間の心理と云うもので、比較対象が規約にのっとっているものの方が見劣りしてしまう。

「いいな」とおもった表現がされている物件ほど、「ホントかな」とおもう価値は充分に有るので、全てを鵜呑みにしない事が重要である。

誰だって自身が売るものは「良い物であるよ」と言いたいのであるからね。

上記4点に注意するのみで、中古マンションの広告の見方はずいぶんと変わるとおもう。

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  • by 6j16yc9d3m01 | 2020-06-16 06:05 | 日記